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ミヤタです。
売布の桜のなかで、いちばん好きな樹が満開です。

家からすこし坂を下った住宅街にある樹。
高速道路公団の敷地内に、忘れられたように立っています。
枝ぶりが見事で、花が咲いていないときもよく樹の前で立ち止まっていました。

立ち姿が、とてもしずかです。
気が遠くなるほどここに立っていたに違いない。
まわりがどんなに変わっても。
きっと、ずっとひとりで。

ソメイヨシノだと思います。
こぼれるように満開です。

なんだか、感無量です。