大須

ミヤタです。

名古屋に、大須という街があります。
大須観音という観音さまの門前町

外国のひとが多かったりして
ちょっとあやしい雰囲気のお店が多くて、
でも素敵な雑貨屋さんとか古着屋さんも集まっている、不思議な街です。
一画に電気街もあります。カフェもあります。
新京極とアメ村と日本橋を足して4で割ったような感じ。
昔から好きでよく行ってました。

大好きなうなぎ屋さんもここにあります。
観音さまのすぐ近くにある「宮田楼」。
失礼ながら、一見あばら家のようなたたずまいですが
歴史のあるしっかりした民家で、落ち着けます。
コンクリづくりの土間に机を並べてるのと、座敷。
土間のほうは机がガタガタするので足の下に石をひいてたりします。
座敷のほうは戸棚が傾いてたりします。
置いてある調度品にも歴史を感じます。
巨大な土瓶があったり、昔の天秤がかけてあったり。
創業は大正時代で、昭和に建て替えていまに至るとか。

名古屋のうなぎ屋さんはひつまぶしが有名ですが、
有名店と言われるお店は、かりかりに焼いてるところが多いです。
ここのうなぎは焼きすぎず、肉厚なうなぎの特長を
よく出しています。とってもジューシー。

ご存知かもしれませんが・・・

ひつまぶしは、基本的にうな丼です。
うなぎがごはんのなかにも隠れています。

?そのまま食べる
?薬味(ねぎ/わさび)をかける
?おだしをかけてお茶漬けにする

???の順に食べるのがよいです。
食が進むにつれてあっさりした食べかたになるところがポイント。
「おぉこんな味に」というオドロキとともに、
いろんな味わいをたのしめます。

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名古屋では駅前が再開発されていて
大きな建物がたくさん建設されていますが、
時間があるとどうしても、大須などの
古くて趣のある街に足を向けてしまいます。