r_voiceの会

ミヤタです。

週末に、ボイストレーニングの発表会がありました。
出演者は、メジャーを目指す若者、バンドしてる社会人、
趣味でやってる主婦・・・など様々です。

大学生のころから曲をつくっているのですが、
ヤマハの教室でアレンジを勉強していて、年に2回ほど
録音する、という話は以前このブログに書きました。

自分で歌いたいという思いがあって、
下手ながら自分で歌って録音してきたのですが
4年ほど前からボイストレーニングのレッスンを受けています。

すこしずつですが歌えるようになってきたと思います。
いままで練習してきたもののなかでも、歌は別格にむずかしい。
練習すればいいというものではなく、変なクセがつくと
すぐに歌えなくなるし、そのクセがとれるのは時間がかかる。
もともと不器用で、ひとの何倍か努力しないと
なんでも身につかないタイプなのですが、
歌は本当に先の見えないトンネルでした。
4年たって、最近、本当にすこしずつですが
自分でコントロールできる部分ができてきて
歌っていてたのしいと思う時間が増えてきました。

人前で歌を歌う機会も増えました。
もうピークを過ぎたかなと思ったともだちの結婚式も
まだまだ多くて、歌を頼まれたりします。
しかし、定期的にライブをしているわけではなく
歌える機会がほしいなといつも思っています。

今回の発表会でも、オリジナルを歌いました。
ピアノ弾きがたりをしたのですが、やっぱりむずかしいですね。
弾くことと歌うこと、どちらにも注意を
向けるのは無理で、できるだけ簡単な演奏にしました。
そのほうが歌が生きるかなというのもあって。

むぴっつでは、タケムラくんが見に来てくれました。
ありがとう。差し入れもありがとう。
阿闍梨餅おいしかったです。

今回思っていたことは、息をしっかり吐いて吸うこと。
気持ちを伝えることを忘れずに歌うこと。

順番が最初のほうだったので、
あれよあれよという間に出演順になりました。
緊張はしなかったけど、普段しないような間違えかたをしました。
本番で力を発揮するのは、やっぱりむずかしい。

気持ちを伝えることだけ考えて歌いました。
途中で息が吸えなくなって苦しくなったのがくやしかった。
もっとのびのびとした気持ちで歌えたなと思ったらくやしい。
でも、そう思えたことが収穫なのかもしれません。

ほかのひとの歌も聴いて刺激を受けました。
自分はどういうふうに歌を歌っていきたいか、
どういうものを目指しているのか、ということが
おぼろげながらわかりかけている気がします。
きちんとことばが届くような歌いかたをしたい。
声量でもリズム感でもなく(このふたつも重要ですが)、
声質ときちんとことばを届けるということで勝負したい。

真剣で、たのしい時間でした。
もっと精進して、バンドでも歌えたらなと思っています。