スタジオと夏と、セントラルパークの上の空。

ミヤタです。

週末、名古屋で歌入れをしてきました。
今回のは、ギターを弾いて歌いながらつくった曲です。

耳ざわりとか伝わりやすさを意識してつくったから、
歌入れはがんばろうと思っていました。
夜はたっぷり睡眠をとって、当日朝名古屋へ移動。

なかなかうまくいきました。
前日までの練習ではなんか力がはいるなと思ってたけど、
いざマイクを目の前にしたら気持ちよくて
いつの間にか力が抜けていました。

歌入れは、機材トラブルがすくないのもあって
オケ録と比べるとぴりぴりした感じがしない。
(もちろん、エンジニアをしてくれるメンバーは
ずっと緊張しているしたいへんだけど)

スタジオにはマイクと録音機器があるだけ。
いろんな楽器が鳴っていたオケ録を思い出すと
スタジオの広さとさみしさがなんだか不思議。
すこしだけ気楽で、でも録音のなかで
最も重要なこの歌入れが大好きです。
大げさだけど、完成に近づいた曲に
命を吹き込んでいく感じ。

ほかのひとの作品ができる最後の過程を
見ることができるのもたのしい。
苦労してなんとかここまできたね、
という同じ空気のなかにみんながいる。

打ち上げに向かうときにふと見えた、
セントラルパークの上の空は広かった。
今年も夏の大きなイベントが山を越えました。

来週はミックスダウンです。