車窓?
ミヤタです。
だいたい月イチ弱ぐらいのペースで実家に帰っています。
交通手段はいくつかあって、いちばんよく使うのは近鉄。
近鉄特急はわりと速くて安いです。難波から名古屋まで2時間。
全車指定席、ほぼノンストップだからのんびりできるし。
京都に用事があるときや、時間があってちょっと違う
新鮮な気分を味わいたいときにはJRの鈍行を使います。
実家が岐阜に近いので、名古屋を経由せず岐阜から名鉄で。
名鉄岐阜とJR岐阜は歩いて10分ほど。乗り継ぎがすこし
遠いけどこのルートが好きなので最近よく使っています。
さて、今日はこの名鉄の話です。(超ローカルでごめんなさい)
特に好きなのは実家から帰るとき。
犬山を出発した電車は木曽川を渡り、
対岸の犬山城を見ながら北西のほうに進んでいきます。
のどかな田園風景のなか、小山の上にぽかりと乗っている犬山城。
しばらく、田園風景を走ります。
遠くに小山がいくつかあるぐらいの平野部。
にんじんが名産のひとつで、季節によっては
細かくて美しい葉っぱが広がるにんじん畑が見えます。
基本、各駅停車なのでいろんなひとが乗り降りします。
きっと地元のひとばかりなのでしょう。
「ひさしぶりー」みたいな会話が聞こえたりします。
スーパーの袋をさげて乗ってくる人もいて、
田舎の路線バスのようなな風情があります。
平野を走っていた電車の進む先に山が見えてきたら、岐阜です。
そのひとつの頂上には岐阜城が。
そびえたつ山の頂上から見下ろしてる感じ。
犬山城とはだいぶ趣がちがいます。
30分ほどの短い旅ですが、ここの区間がすごく好き。
路線の始点から終点まで乗ると、景色に起承転結があるなと思います。
それを短い時間で味わえるから好きなのかも。
育ってきた土地というのもあるのですが。
「世界の車窓から」で紹介してもらいたいぐらいです。