ミヤタです。
梅雨の時期、雨の日も多くなりましたね。

傘は、人間が発明した道具のなかで最も美しいもののひとつだと最近思います。
雨のなか、傘をさして歩いている人の姿は絵になります。
日傘よりも雨傘のほうが絵になると思うのは背景色が暗いからでしょうか。

傘本体の構造もシンプルで美しい。
東洋でも西洋でも同じようなデザインなのはすごいことだなと思います。
使わないときは折りたたんで持ち歩ける、というのは考えてみれば画期的です。

あの動きがまたいい。
良い傘は、広げたり閉じたりするだけでうっとりします。
閉じるだけの簡単操作でコンパクトになるのに、
広げると雨から身を守ってくれる。しかも美しい。

雨の日に傘、が似合うのはやはり石畳だと思います。
ぬれた石畳に傘(できれば和傘)の組み合わせは本当にぴったりきます。
静かな、落ち着いた気持ちになります。

倉敷、長崎、有馬、小樽、城崎を訪れたときは
すべて小雨で、情緒ある景色をたのしむことができました。