碁盤の目
ミヤタです。
京都という街が好きです。
好きな理由はいくつもあるのですが今日はそのひとつについて書こうと思います。
道が、碁盤の目のようになっていること。
秋の京都で、夕暮れどきに気付きました。
細い道がずっと先までのびている。その心細さ。
心細くて、なつかしい。住んだことはないのに。
本当に道がまっすぐなんですね。だからずっと先までみえる。
街灯がところどころにしかないような細い道でも。
もちろん、町屋風の家が道の雰囲気をつくっているというのもあります。
落ち着いた色合いと木の質感。
思わず立ち止まってしまいます。
なにに惹かれるんだろうと考えてみたことがあります。
時の流れなのかなと、なんとなく思います。
ずっと人々の生活とともにあった街。
変わらない姿を保ちつつ、でも変わってきた街。
見知らぬ路地をのぞいて「素敵」と思うこと数知れません。
京都は、奥が深いなと思います。