ディープな大阪ツアー３

カネコです。

まだ書くの。。と思われながら、ディープな大阪ツアーのつづきです。

前回は、新世界に行って、お寿司を食べて串カツを食べたところまで書きました。

串カツを食べた僕たちは、次の串カツのお店に行こうとしましたが、さすがに少し時間を空けようということになり、通天閣へ行くことにしました。
通天閣に登ったことがないので、一番上までいくつもりで２階の切符売り場まで行きましたが、かなりすごい行列ができていたので、結局登りませんでした。

仕方がないのでベンチに座って、晩御飯の予定を練りました。
串カツのお店をハシゴする予定だったのですが、おさるさんの
「いつでも来れるのに、そんなに串カツばかり食べなくてもいいでしょう」という一言で我に返り、違うものを食べることになりました。

晩御飯に選んだお店は、僕の持っていた古いガイドブックに載っている「グリル梵（ぼん）」という洋食屋でした。

このお店は、新世界の中でも裏の路地にあって、ガイドブックがなければ絶対に入ることはないような場所にありました。
開くときガタンと音がする木枠に波ガラスがはまった扉をあけると、狭いながらもレトロで懐かしい雰囲気のお店でした。

ぼくはエビフライカレーライス、おさるさんはヒレカツカレーライス、シミチーズさんはヒレカツカレー煮込み＋ライスでした。
それと、赤ワインをみんなで開けました。

カレーは、まろやかな感じで甘みがあって、且つスパイスの辛みも感じることができる奥深い味でした。香りも非常にスパイシーな香りでした。
カレーは、ラーメンといっしょで個々の好みが非常にある料理のひとつですが、ぼくの好みの枠の中に入っているカレーでした。

お店に入った時点では、そんなにお腹がすいているわけではなかったのですが、意外とすんなりとペロリと食べることができたのでした。
シミチーズさんはかなり苦しそうでしたが。。。

カレーも非常においしかったですが、後でネットや本を見てみると、特にカツサンドが有名らしいです。
今度はカツサンドを目当てに行ってみようと思います。

今回もまた、たくさんのものを短時間にお腹に詰め込んだグルメツアーでした。
最初のお寿司を食べてから、串カツを食べて、洋食屋でカレーを食べるまで、かかった時間は３時間ちょっとくらい。
振り返ってみると、短時間に食べすぎかも。。。

僕は、毎回途中で食べ過ぎのためにお腹がいたくなるのですが、なぜか今回は意外と平気でした。
前々回のグルメツアーでおさるさんからつけられた「テイタラク」の烙印は、おさるさんによりめでたく解除されました。
めでたしめでたし。

２日間にわたるディープな大阪のグルメツアーは、安くておいしかったです。
東京とかに行ってみるとよくわかるのですが、大阪グルメのコストパフォーマンスの高いことったらないですね。大阪に慣れると、他の土地でどこでも高く感じてしまいます。
お店をしている人たちからすると成功が難しいという大阪ですが、お客にとっては非常にありがたい限りです。

もっとB級グルメを食べ歩きたいと思います。

画像は、洋食屋を出てから撮った雨の通天閣です。