ドラリオン

ミヤタです。
シルク・ドゥ・ソレイユの「ドラリオン」を見に行きました。

シルク・ドゥ・ソレイユは、カナダの劇団です。
ご存知の方も多いと思いますが、サーカスのような
演目を軸にストーリーが展開していきます。

サーカスと書きましたが、
ただお客さんの目を奪うためのものではなく
伝えたいものがあって、全体がひとつのストーリーに
なっているところがいつもすごいなと思います。
抽象的なものが多くて、非常に難解なのですが
このシーンはどういう意味を持つんだろうと、
わからないまでも考えるのはたのしいです。

あとはやっぱり次々に繰り出される技。
人間ってこんなこともできるんだと感動します。
演者の方の表情がすごい。迷いなくやりきっている感じがして。
見ているとなぜだかわからない感動で涙が出そうになります。

この「ドラリオン」は、以前に見た「キダム」「アレグリア2」と比べて
純粋にすごいな、たのしいなと思う演目が多かったと思います。
ものすごく精密に組まれた動きを狂いなく演じていく、という感じではなく
シンプルだけどできるかどうかわからない大技にチャレンジしていく。
西洋と東洋の融合、というのがテーマとしてあるらしいのですが
わりと東洋的なものが多く取り入れられていたと思います。
音楽にも銅鑼とか太鼓が入っていたりして。

もう一度見に行きたいなと思っています。
大阪公演は10月までだけど、その次は名古屋だし。