弾丸

ミヤタです。
ひさしぶりにテレビに釘付けになりました。

世界陸上です。
この週末はかじりついて見てしまいました。
ちょうど好きな競技が多かったこともあって。

スプリントが好きです。
走る姿が美しいから。そして、考えられないほど速い。
弾丸のようだと言われるのがわかる気がします。
シンプルにゴールを目指す姿勢に胸を打たれます。

いちばんすごかったのは女子4x100mリレー決勝。
残念ながら日本代表チームは決勝に残れませんでしたが、
アメリカとジャマイカの一騎打ちは見ごたえありました。

100m銀メダルのローリン・ウィリアムズ、
200m金メダルのアリソン・フェリックスなど
前半に実力者を固めたアメリカに対し、
100m金メダルのヴェロニカ・キャンベルをアンカーに配して
後半追い上げを狙ったジャマイカ
レースはそのとおりの展開になり、
前半で逃げたアメリカをジャマイカが追う。

そして、最後アンカーの一騎打ちに持ち越され
100m決勝で涙を飲んだアメリカのトーリ・エドワーズが
ヴェロニカ・キャンベルの猛追をわずかにかわしてゴール。

大会を通してみれば、男女とも4x100、4x400mの
リレー種目をすべて制したアメリカの強さが際立ちましたが
そのなかでいちばん僅差だった女子4x100mは
本当に手に汗握るいいレースでした。

走るというのは、地上の動物にとって
いちばんシンプルで美しい動作だと思います。
それを極めている陸上選手は、ちょっとした動きが
本当にカッコよくて美しいと、改めて思いました。

一歩でも前へ行きたいという気持ち。
ありきたりな言葉ですが、勇気をもらいました。