屋上

ミヤタです。
屋上が好きです。

なぜか、この寒い季節に
屋上のことについて書きたくなりました。

空が近いのが好きなんだと思います。
大学にはいったころはよく屋上にのぼってました。
卒業してからも、学祭のときに帰ってきては
研究室には寄らず屋上でぼーっとしてたり。

下をみると屋台がならんでて、きれい。
上をみると空が近くて、気持ちいい。

ほかにひとがいないのも、いいです。
大型ショッピングモールの屋上駐車場なんかは、
たしかに眺めはいいけどわくわくしない。

してはいけないことをしてる、みたいな感じもいいのかも。
煙突用みたいな階段をよじのぼって、
マンホールのような扉から屋上へ出る。
大学校舎の屋上は、大きな排気孔があったりして
決して眺めも居心地もよくはないのですが、
そこからみえる狭い空が好きでした。

以前に住んでた寮の屋上もよくのぼりました。
倉庫もあって普通にのぼれるのですが、
ここは三田のほうの山並みがみえてきれいでした。
空港が近いので飛行機も飛んでたりして。
用事がない休日なんかは、長い時間を過ごした記憶があります。

最近は屋上に上がれない建物が多くて悲しいです。
いま住んでるマンションも無理っぽい。
愛用していた大学校舎も、屋上への扉に
いつしか鍵がかかっていて、そのことを
知ったときには悲しい気持ちになりました。