あたらしい遊び
ミヤタです。
あたらしい遊びを発明しました。
それは阪急電車に乗って、梅田に向かっているときのことでした。
川を渡るとき、ガラスに映っているものに違和感を感じました。
車両をつなぐドア付近に座っていたのですが、
天気のいい日だったので、
向かいの窓ガラスにも、横手にあるドアのガラスにも
川が映っていてそれぞれが逆方向に動いていくのです。
川の水をかきわけて泳いでいるような気分になりました。
ドアのガラスは、窓ガラスに映っていた川をさらに映していたようです。
それで逆方向に動いていくように見えたということ。
しばらくぼーっとその景色を眺めてしまいました。
川をかきわけたり、ビルをかきわけたり。
電車のスピードによってそのかきわけスピードが変わります。
誰もこんなこと考えてないんだろうなと思いつつ、
塚口から梅田までのあいだを電車に揺られたのでした。