作曲

ミヤタです。
実は、曲ができなくて苦しんでいました。

今年の夏は時間がなくて録音会に参加しなかったのですが
あまり表現したいものが出てこなかったというのもあります。
いつもそうなんだけど、こういうとき焦ります。
もう曲はつくれないんじゃないだろうかと。

曲をつくるというのは非日常的な作業で、つくっているときには心のなかを曲でいっぱいにします。
おかしいぐらい曲のことだけを考え続けてふっとことばとかメロディが浮かぶのを待つ。

そういう状態になれば苦しくても進んでいけるときが多いのですが
曲をつくりたいという強い気持ちがないと、スタートラインに立てません。
スタートラインに立ったつもりでもちょっとうまくいかないとすぐもとの場所に戻ってしまう。

先週末、ともだちの結婚式があってお祝いのために曲をつくりました。
個性的で素敵だなと思っているともだちから演奏してほしいと言ってもらえて
それがうれしくてお祝いの気持ちをこめてつくりました。

なんとか曲はできて、演奏も無事にできました。
歌についてはまだまだ課題が盛りだくさんですがそれでもあの場で歌えてよかったと思います。
新郎新婦にも招待客の方々にもよろこんでもらえて本当にうれしかった。
よかったよ、と言ってもらえたのが本当にうれしかった。

すこし、トンネルを抜けた気がします。
あの日あの場所にいてくれた人に心から感謝したいです。

本当にありがとう。