BORDER
ミヤタです。
写真を撮るようになってから、境界が気になります。
ものの色と雰囲気が急に変わるところ。
鉄塔と雲の境界、木々と家の境界。
山と空のような自然の境界は、比較的やさしい感じですが
季節や気候によって、くっきりと感じられる日もあります。
家やビルのような人工物と空の境界は不自然で、
でも時にずっと眺めてしまうほど味のある場合もあります。
高層ビルのあいだに見える空が好き。
出張で秋葉原に行ったときなんかは、ずっと上を見ていたので首が痛くなりました。
神社の鳥居はすごいなと思います。
きっといろいろと深い意味があるんだと思いますが、
最近感じているのは空をキャンバスにした芸術作品のようだな、ということ。
空の青と鳥居の朱は、完璧に美しいコントラストだと思います。
そして、あの形がすごい。
遠目に見ても下から見上げてもしなやかこの上ない。
しかも、空の色によってその表情を変えるので見飽きないです。