梅と欅

ミヤタです。
冬に明らかになる木々の枝ぶりを見るのが好きです。

人間が考えつかないような美しいかたちは
生きるための必然だと思うと、すごい。

この冬、好きになった木がふたつあります。
それは、梅と欅。
特徴のある枝ぶりが本当に美しい。
大きさもかたちもぜんぜん違うふたつの木。
でも、空に向かってのびている枝だけがなんだか似ているような。
晴れの日と曇りの日で表情がちがっていて、見飽きません。

好きなのは特に曇りの日。
堂々と、すこし憂いをおびて立っている気がして見とれてしまいます。

最近、梅の木が花をつけはじめました。
とたんに色が増えて、春が待ち遠しくなります。

木々の枝ぶりに見とれた冬も終わりかと思うと、
すこしだけさみしいような。