はじめてのJ-POPは (後編)

ミヤタです。

いままで聴いてきた音楽についての話の続きを。


高校生までわりとクラシックばかり聴いていた、

というところまで書きました。


大学入学をひかえた春休み、図書館に通いつめました。

本と同時にCDやカセットテープを借りてJ-POPを聴くようになりました。

幅を広げたいと、思ったんだと思います。


はじめてのJ-POPは「TUBE」でした。

何気なく図書館で手にとった一枚のCD。


たまたま手にとったのは、聞いたことのあるバンド名だったのと

ジャケットの写真が綺麗だったという理由だったと思います。


今でもおぼえています。

THE SEASON IN THE SUN というアルバムの1曲目を聴いたときの衝撃。

ことばを使って表現される音楽もあるんだな、と。


TUBEが好きでした。

毎年夏に出るアルバムを買っていました。

野球部、バイト、電車通学、失恋、旅。

いつの間にか、なくてはならないものになっていました。

今でも曲を聴いただけで、遠征した球場の様子がふとよみがえるほど。


TUBEを軸としてユーミンチャゲアスを聴くようになり、

あるときから槙原敬之にハマり、スピッツに出会い、

ベン・フォールズアヴリル・ラヴィーンに衝撃を受け、

クラシックギター二胡の奏でる音の虜になり。


ひとつひとつに影響を受けたり力をもらったりと

こんな簡単にはとても書けないですが、とにかく。


J-POPも洋楽ロックも、インストゥルメンタルも、

民族音楽もいまでは興味をもって幅広く聴くようになり

さらには自分で曲をつくってうたうようになりましたが、

クラシックから音楽の幅を広げてくれたのは実はJ-POPでありTUBEでした。


日記を書いていたらひさしぶりに聴きたくなってきました。


夏だし。