高台の電車

ミヤタです。

すこし高いところを走る電車が、好きです。

すこし高い、というのがポイント。
高架の線路は、高すぎていまいちです。
壁が電車の一部を隠してしまうのも残念。

好きなのは、土手のような場所を走る電車。
ちょっとだけ見上げる感じとすこし遠くからでもみえるのがいい。
田舎で、畑から電車をみるとこんな感じかと思います。

その感じを味わえる場所がいくつかあります。
それは阪急宝塚線
神戸線とちがって線路が高架になっていないのが幸いして。
坂をのぼったその先を、電車が動いていくのをみるとうれしくなります。
たまに木々の緑にさえぎられながら走っていく姿が好き。

阪急宝塚線に乗って、梅田を出て
淀川を渡るときみえる京都線の電車も好きです。
宝塚線よりも京都線のほうがすこしだけ高い位置に線路があるようで
土手を走る電車を見上げるような感じになります。
大きな川の上の広い空をバックに。

初夏は、こういうちいさな発見がいくつもあって
こっそりわくわくしたりしています。