東海道とヒガンバナ

ミヤタです。
連休を利用して愛知の実家に帰っていました。

ひさしぶりの長距離移動だったと思います。
帰りはJRの在来線で帰ってきました。

愛知、岐阜、滋賀にかけて遠くに山を望む広大な田園風景は、
近鉄沿線の山村とはまたちがった美しさがあって好き。

ちょうど稲穂が金色になりかけている時期で。
はやいところはもう収穫も終わっていて、野焼きのにおいがしました。

集落のなかには必ず巨大な木に守られた場所があって心ひかれます。
田んぼと巨木と、遠くにみえる山の構図が美しすぎる。

畦道や河原に、鮮やかな赤い花が咲いていて目がとまりました。
コスモスにしては赤すぎる、と思ってよく見たらヒガンバナでした。
真っ赤な花弁が繊細で、美しいというより切なくなります。

野の花なのに、寄り添ってまっすぐに生えていてまるで供花みたい。

明日はお彼岸です。
しずかに、祈りたいと思います。

川のむこうの、しあわせを。