16ビートと五七五

ミヤタです。

電車の吊り革広告に書かれていた川柳を見て、ふと気付きました。
五七五を頭のなかで読んでいくとき、その背後には16ビートが流れていることに。

五のあとには 8分 x2 + 16分 x2 の、
七のあとには 16分 x2 の休符が入ります。

歌詞を書いたりしているからでしょうか。
次のことばのあたまを小節の最初にあわせようとするみたいで。

字余りである五八五の場合は8ビートです。
音符の数が偶数だからかなと思ったりしますが、よくわかりません。

ビートが細かくないので、内容もすこしやわらかく感じられるような。
もしかしたらそんな微妙な感覚の違いで字余りを使っていたりするのかも。

和歌は口に出して詠んだりもされたということなので
音楽的な要素も大いにあったんじゃないかなと思います。

電車のリズムに揺られて不思議な発見をした、平日の定時後でした。