終わりがみえたとき
ミヤタです。
なにかを飲むことが好きです。
お茶もコーヒーも、スープもお味噌汁もワインも。
そもそも液体が好きなのかもしれません。
いれものにそって形を変えるその姿にいつも見惚れます。
すごい、といつも感動してしまう。
見ているだけで満足してしまうこともあります。
その液体がなくなりそうなとき。
飲みはじめではなく終わりにむかう段階に入ったと感じたとき。
あ、いける、と思います。
あ、飲みきれる、と。
不思議にはじめてのようにいつもそう思います。
なぜかうれしくなってためらいなく飲みきり、
いれものが軽くなると急にさみしくなります。