夙川詣で

ミヤタです。
この週末、録音をしました。

自分のではなく、友達のお手伝い。
お手伝いとは言っても録音の方法やアレンジから相談してもらい、
とても充実した時間を過ごさせてもらいました。

普段、弾きがたりの練習をしていると
知らず知らず音を減らす方向で考えることになります。
弾きすぎて歌がおろそかになってはいけないし、
音がない時間も大切にできるようなライブをしたいと思うから。

でも録音は違う。
いろんな楽器を使って音を足していくこと。
そのたのしさをひさしぶりに思い出した気がします。

そして、音楽ができていく過程を味わうことができました。
作曲者がいてプレイヤーがいて、エンジニアがいて。
それぞれのアイデアや個性が曲を彩っていく。
素敵なものを持っている人と音楽をするのは、心からたのしい。

二週間、週末に通い詰めた夙川のスタジオ。
帰り道、乗り換えの西宮北口で、人のまばらな今津線
電車に乗るとき急にさみしくなる感じ。

いい時間だったなぁ、と、しみじみ思いました。